3年ほど前から家の中で寝袋生活をしておりましたが、最近は車中泊での寝袋利用にかわったごうです。
車中泊で利用勝手がよい寝袋はないかと探していたところ発見したのが、歩ける寝袋。
歩ける寝袋をパジャマ替わりに使ってみてわかったことを紹介していきます。
ちなみに今回利用した寝袋はこちら。
Contents
結論:歩ける寝袋を使ってわかった10つのこと
日常を生活する上で、パジャマ替わりに利用するならばかなり使い勝手がいい。
トータル80点くらい!
- 室内の利用なら冬でも暖房いらず!ただし、顔と手(作業のために手をあけていると)は寒い。
- 最低温度が3度以下での利用する場合。これだけでは寒い(快適には眠れない)
- 首元と足先が弱点。首回りと足先はしっかり温める必要がある。
- 冬場の暖房費が節約できる。
- 移動の際はスリッパがあるといい。
- ナイロン製なので、椅子に座った時にすべりやすい。
- 体のフィット感はいまいちなので、若干歩きにくい。
- 歩きやすさを向上させるならベルトを着用(ただ、めちゃださいw)。
- 料理を作るのはほぼ無理だが食べることは可能
- トイレは無理
ベッドのかわりに歩ける寝袋を使うならば、必ずマットを用意しよう。マットが必要なことは通常の寝袋とかわらない。このあたりのことはこちらで詳しく述べています。
一人暮らし・家(部屋)での寝袋はあり?3ヶ月寝袋を使い続けてわかったこと室内での利用に関してはかなり満足のいく一品。逆にいうと屋外の利用では、ある程度割り切りが必要。
利用シーンはこれを想定
- 家でパジャマ替わりに利用
- スマホやパソコンの操作に邪魔にならないこと。
- コンビニなどのちょっとした外出に使えること
- 車中泊の際の運転時に困らないこと
- 寒い冬の間のみ利用(-3~10度での利用を想定)
私が考えた歩ける寝袋の必須条件
利用シーンから考えた歩ける寝袋の必須条件がこちら。
- パソコンの操作ができるように手が空く。
- 外で歩けるよう靴がはけること。
- 洗濯ができること
歩ける寝袋のスペック
- サイズ:Lサイズ/身長165-175cm 体量50-80kg バスト116cmまで 股下58cm
- 特徴:ファスナーを開くことで手と足を出すことが可能
- 快適使用温度:3℃~8℃ 最低使用温度:-8℃~
- 洗濯:丸洗いOK
- 重量:2kg
私は身長166㎝、体重58kgのやややせ型のため、レビューを読む際はややフィットしていないことを考慮してほしい。
使ってわかったほしかった機能
- ベルトを通す穴。
- 足のパーツを収納できる機能
- ポケット
ベルトを通す穴がほしい理由
ズボンの裾が下がりすぎて地面にするため、寝袋が汚れる上に寝袋が痛む。
結果、シンデレラがドレスを引き上げて歩くようなスタイルになって移動することになるw
足のパーツを収納できる機能が欲しい理由
足パーツはファスナー(チャック)で脱着できるのは非常に良い。しかし、現実的には2点で問題がある。
- 完全に取り外すと装着がめんどくさい(両足で40秒くらい)
- 取り外した足のパーツを持ち運ぶ必要がでてくる
完全に取り外さずに足をだせなくもないが、ほぼ無理である。
ポケットが欲しい理由
移動する際に絶対に持ち歩くもの・・・・それはスマホ。
一つでいいのでポケットがあるとうれしい。使い勝手が格段に向上する。
他の商品でこの機能があった場合、購入も考えていいだろう。
要望する機能が完全に服を想定している内容になっている。あくまでも寝袋として利用しているなら、これらの機能は必要ないだろう。
様々な利用シーンで確認してみた
寝袋で部屋を移動時
まず絶対用意しておいてほしいものは靴下かスリッパ!
というのも、足のパーツを付けた状態での移動は結構危険。
ナイロン製ということもあり、階段で滑る可能性が大。
おとなしく、足の部分のパーツを外して移動することになります。
せっかく体はぽかぽかになっても冷たい床で歩くのでは意味がありません。
よって、スリッパを用意しておきましょう。
靴下でもいいのですが、寝る際に足が締め付けられるのが難点。
おすすめは靴下ではなくスリッパ。
また、部屋間の移動時に寒い場所を通ることも苦痛ではないのがとてもgood!
点数でいえば80点
椅子に座ってパソコン作業
おおむね良好。
タイピング等で問題になることはまったくといってない。
しかし、個人的にはデニムのズボンでの作業が多かったため、椅子にすわるのは若干の違和感あり。
ちょっと滑る感覚なので、気になる人は気になるかも・・・。
毎日着ていればその違和感もなくなるとは思うが。
点数は85点といったところかな。
料理・食事の利用について
料理をするのはさすがに無理。
どう頑張っても裾が気になってしまう。
そして、料理をすると確実に汚れる。
食事をとることについては工夫をすれば可能。
具体的には、腕まくりと寝袋のフロント側を開けて食べやすいようにする。
残念ながら、パジャマほど動きやすいわけでもない。。
横になりながら、ポテチを食べることなどは問題なく可能。
しかし、スプーンが必要な料理や汚れるものを食べる際は注意が必要。
料理を食べる際の点数は60点くらいかな~。
あと、食後の皿洗いは裾が濡れることになるのでお勧めはしない!
寝袋を装着しつつトイレ
これは完全に無理です。
おとなしく、寝袋を脱ぎ捨てましょう。
幸いなことに寝袋の中の服は温まっています。
また、脱ぐのは10秒、着るのは20秒でできるため面倒ではありません。
トイレの際は必ず寝袋は脱ぎましょうw
車の運転について
おとなしく手を出して運転するようにしよう。
手を出さない状態でもできなくはないが大人しく手を出すのが吉。
また、汚れることを想定すると靴を履いた状態でいる方が無難。
その他として、寝袋で歩く際や運転の際の気になるのが、ズボンの丈。
どうしてもだらーんと下がってしまうのが難点。
ここではベルトを装着して下がるのを解消してみた。
見た目はダサい・・もともとダサいので今更感はあるので無視。
結果、かなり動きやすくなった!
ベルトを止める穴があれば完璧だったのに。
90点といったところ。
車での車中泊生活
車での車中泊では歩ける寝袋はベストアンサーに近い。
会社の駐車場で車中泊生活4か月(寝袋利用)!やってわかったメリット・デメリット夜中に起きての行動や車の移動などの際に寒くない。
コンビニでの買い物も靴を履いてそのままいける。
(さすがに真昼間のコンビニにいくのはメンタルにくるけれどw)
あと、ポケットがないので、財布や鍵などを持ち歩く必要がある(本気でポケットがほしい)。
通常の寝袋よりも車中泊生活では適しているように感じられる。
朝方の車内の温度は氷点下に達することがあるが、その中、着替えるのは本当にきつい。
これがあれば、車内が温まるまで寝袋で作業できるのは非常にありがたい。
ただし、この製品の快適温度は3度から8度。
真冬での使用を考えるなら、封筒型のシェラフも用意するとよいだろう。
点数は90点。
まとめ
日常を生活する上で、パジャマ替わりに利用するならばかなり使い勝手がいい。
トータル80点くらい!
- 室内の利用なら冬でも暖房いらず!ただし、顔と手(作業のために手をあけていると)は寒い。
- 最低温度が3度以下での利用する場合。これだけでは寒い。(快適には眠れない)
- 首元と足先が弱点。首回りと足先はしっかり温める必要がある。
- 冬場の暖房費が節約できる。
- 移動の際はスリッパがあるといい。
- ナイロン製なので、椅子に座った時にすべりやすい。
- 体のフィット感はいまいちなので、若干歩きにくい。
- 歩きやすさを向上させるならベルトをしたほうがいい。
- 料理を作るのはほぼ無理だが食べることは可能
- トイレは無理
ベッドのかわりに歩ける寝袋を使うならば、必ずマットを用意しよう。マットが必要なことは通常の寝袋とかわらない。
一人暮らし・家(部屋)での寝袋はあり?3ヶ月寝袋を使い続けてわかったこと室内での利用に関してはかなり満足のいく一品。逆にいうと屋外の利用では、ある程度割り切りが必要。