1対2や1対1の個別対象の塾講師を4年。
自分の受け持った生徒さんのべ50人。人気の講師かどうかは不明でしたが、多くの生徒さんとまかされ、一緒にがんばってきました。
生徒全員とうまく付き合っていければよいのですが、やはり私に合わない生徒さんはいました。
実際、生徒さんで途中退塾をしたのは二人。先生の変更をお願いされたのが二人。
理由はざまざまですが、生徒さんの退塾や先生の変更を通して学んだ、おすすめな退塾の理由を紹介します。
Contents
入塾ではなく、退塾が大変
入塾と退塾ではどちらが大変かという話。
圧倒的に退塾の方が大変です。
入塾の際はいい塾はどこか?等事前に調査や体験入塾などの行動の負荷はあるもの精神的に楽です。
ところが退塾は精神的な部分でつらいので、大変です。
うしろめいた気持ち、なんか言われるのではないかという不安・・・
実際問題としてどうしようもないことなのでわりきって退塾しましょう。
退塾の際に抑えておきたいポイント
塾をやめるといってもすぐにはやめられない可能性あり
入塾の際に契約で書かれていることがあり、その場で退塾できない場合があります。
例)退塾を行う際は1ヶ月前までに連絡をし、届け出をもって退塾
え、やめるのにいかないといけないの?と思うかもしれませんが特段気にしなくていいです。
はっきりいっていままでと同じような状態が退塾まで続くだけです。
お金はもったいないですが、最悪1ヶ月休んでしまえばよいので、心配はご無用。
退塾は電話で一言で
突然行ってやめることもできますが、電話で一言いいましょう。
大変お世話になりましたが、○月一杯で辞めたいと思います。
これだけで電話だけで大丈夫です。
この際に退塾の理由を聞かれた場合は"家庭の事情"でといえばそれ以上いわれることもありません。
塾のやめる理由は家庭の事情がおすすめ!
なぜ、塾を止める理由がおすすめかというと、強いひきとめのしようがない点です。
やめる理由があいまいなため、塾側もひきとめる会話ができません。
せいぜい、もったいないとかが関の山です。
それでも、家庭の事情って何?と聞かれたら、家庭のことなので話したくないといえば終わりです。
よって塾をやめる理由は家庭の事情がお勧めです。
また、講師の立場としても先生と合わなかった等、言われると精神的につらいものがあるので、濁してくれるとありがたいです。
その他、具体的な退塾の理由
基本的に家庭の事情でといえば追及は終わりますが、その他の理由も紹介!
・スポーツ推薦や推薦がとれた(推薦でいくと決めた)音楽推薦や文化系の推薦
・音楽・スポーツなどの強豪校にいくので準備をするため
・金銭的な理由
・個別指導、集団指導塾への移塾
・成績が上がらなかった
・他の生徒さんとトラブルがあった(いじめ等)
・先生とトラブルがあった(大概は室長)
推薦が理由で退塾する場合
1番すんなりいく退塾は学力以外で推薦が決定した場合です(内定)。
基本的にスポーツ選抜の推薦などは内定が速いので、3年の夏過ぎには決定していることが多いです。
県内トップクラスの成績を収めているようなら推薦をとれる、とれないにも関わらず退塾することは可能です。
また、勉強以外が重要となる美大、音大等に進学を考えている場合も同様です。
音大や美大に進学するということを明言して、それでも今の塾が大事という人はまずいません。
金銭的な理由で退塾する場合
1点だけ注意が必要。塾の回数を減らしてとどまることを言われる可能性があるので、しっかり回答を準備してから退塾の話をもっていきましょう。(9割くらいの確率ですんなりいきますが準備はしときましょう)
個別指導、集団指導塾への転塾を理由に退塾する場合
今の塾が素晴らしいか、もしくは他の塾の現状などの説明を聞く流れになる可能性があります。しかし、塾自体の指導方法が大きくことなるので、その部分を強調すれば退塾も比較的スムーズにできます。
成績があがらなかったことを退塾の理由にした場合
次のテストで挽回します、やり方を変えてみます、もったいないなどのよくわからない理由で引き留められる確率が高いので、強い心をもって対応しましょう。何がどうもったいないのか不明ですがいわれます。ばっさりきりすてましょう。
人間関係のトラブルで退塾する場合
人間関係を退塾する場合は非常にめんどくさいことになります。これを理由に止めることは基本的に避けましょう。
ただし、室長に不信感をもった場合はガツンと言ってやるのもあり。けんか別れになり、すんなりやめさせてくれます。
退塾の際のお菓子は必要か?
基本的に必要ありません。長い付き合い(1年以上)や、感謝の気持ちを伝えたいという場合は贈ってもよいでしょう。
また、最後まで(入試まで)いた生徒さんでも20人に一人くらいがお菓子を持ってくる程度。お菓子に関しては気にしなくても問題ありません。
感謝の気持ちがあるならばお礼を言って頂くだけで十分嬉しいです。
まとめ
退塾の理由は"家庭の事情"の一言で十分です。具体的な内容を考えたくなりますが、この一言で解決します。ちなみに私の生徒さんが受け持った生徒さんもこの理由でやめていっています。
生徒さんが"今までありがとうございました"と挨拶すれば、円満退塾できるので、退塾の理由は”家庭の事情"でいきましょう。
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