習い事をやめたい・・・でもいえない。
小学生のときはそんななやみをもっていました。
(中学校に入るまでにすべての習い事をやめた)
ここでは親にたいしてどのようにいって、習い事をやめたかを紹介していきます。
Contents
わたしが親にやめたいといえなかったわけ
- おこられると思ったから
- おねえちゃんが習い事をやめられなかったため
- 自分からやりたいと言ったため
- 習い事をさせてもらっているのにもうしわけなかったため
言えないなら手紙を書いてつたえよう
わたしは勇気がなくて、親(ははおや)にたいして、自分の口からはいえませんでした。
そこで、とった方法が手紙を書いて伝えるという方法です。
手紙でつたえた理由は
- 親とあって話さなくていい
- きんちょうして、うまく伝える自信がなかった
- 自分のいいたいことを知ってもらったうえで話あいがもてる
と思ったからです。
けっか、習い事をやめることができました。
また、大人になってわかったことですが、その方法でよかったと思っています。
大人の立場として良かったと思える理由
- 両親が話会う時間がある
- 親が知ってから時間があくのでおちついて話せる(れいせいになる)
- 親もどのように対処したほうがいいか、インターネット等で調べられる
あなたのお父さんやお母さんはすごい人だと思います(私の両親もすごいとおもっています)。
ですが、すべてのことにすぐに答えをだせるわけではありません。
あなたと同じようにインターネットや友だちに相談することが多くあります。
というように、親(大人)の立場でも考える時間をもらえるのはありがたいことです。
手紙の書き方例
お母さん、お父さん、いつもお仕事がんばっているね。
朝はやく起きてご飯のようい、夜遅くまで会社ではたらいくれてありがとう。
学校や習い事などいろいろなことができているのはお父さん、お母さんのおかげです。
でも、たったひとつだけいいたいことがあります。
それは今やっている習いごとの○○をやめたいということ。
ずっといいたかったけど、いつもがんばっているお母さんとお父さんにいいだしにくくていえませんでした。
○○は自分からいいだしてはじめた習い事。
でも○カ月やってみて気づいたことは練習がつらいし、○○があわない。
がんばって続けているけどつらい。
だから、どうしても○○をやめたい。
習い事をやめたいといって、悲しませてごめんなさい。
手紙にはこの内容をもりこもう
- 習い事にいかせてくれて、ありがとうという思い
- 習いごとをやめたいということ
- 自分のくちからはいえなかった(いいにくかった)
- 習い事にいくのがつらいということを伝える
- 何がつらいのかを書く
手紙で伝えて、すぐにやめられるわけではありません。
でも、あなたがどんなにつらい状況にあるかは伝わります。
これが習い事をやめる一歩となります。
これをきっかけに親との話し合いを始めましょう。
ポイントはうまい文章でなく、がんばってきたけどやめたい(つらい),本気で考えているということを伝える。
手紙を用意する際の気をつける点
- 100均でもいいのでびんせんを用意(シンプルなもの)
- 文章は別の紙で下書きをしよう
- 手紙の字はていねいに書く(きれいな字でなくてもいいです)
- 1日おいて中身を確認しましょう
- なぜやめたいのかをいえるようにしよう
びんせんを用意する理由
なぜこのようなことをするかというと、本気度を伝えるため。
わざわざ、びんせんに書くことで(そこらにある紙でもいいのに)、本気度が伝わります。
どうしても、お金がないなどの理由で用意できない場合はノートをきれいにきったものを用意しましょう。
当たり前ですが、スーパーのチラシの裏とか、プリントの裏とかでは本気度が伝わらないのでぜったいやめましょう。
本気でつたえたい内容は本気で準備することが大切です。
大人(親)はあなたの本気度をチェックしています。
下書きをする理由
手紙を書いていると、文字量が多くなったり、少なくなったりします。
また、読み直してみると文章がおかしな部分が見つかります。
せっかくびんせんを買ってきても、やり直しでくちゃくちゃになってしまうこともあるので、下書きをしましょう。
また、感情があふれて、あれもこれもと付け加えてよくわからないことになります。
わたしもそうでした。
手紙の字はていねいに(直筆で)
思いを伝えるにはやはり自分で書きましょう(直筆)。
あえて手紙で書いているので、自分で書くことはひつよう。
きれいな字、きたない字に関わらず、1字1字丁寧に書くことが大事(はねや留めをしっかりしましょう)。
お父さん、お母さんは直筆でいっしょうけんめいに書くことが大事ということを理解しています。
いっしょうけんめいに書くと字が濃くなることもありますが、気にしないでください。
どうしても力がはいってしまいますし、きれいに書こうとしていることは伝わります。
むしろ字が濃いと思いが伝わることも。
なぜやめたいのかをいえるようにしよう
お母さんやお父さんに習い事をやめたいといったときに、必ず聞かれるのがその理由。
○○ちゃんが嫌や○○先生が嫌という前にちょっとかんがえましょう。
○○ちゃんや○○先生がいなかったら、よろこんでつづけられますか?
もし、別の教室で習い事続けるといわれても行きたいですか?
これに自信をもって“うん”といえるならこの理由でいいましょう。
自信をもって’’うん”と言えない場合は他にも理由があります。
その場合はしっかり他の理由も考えておきましょう(おもしろくない、練習がつらい)
どちらかというと他の理由の方が、一番の理由かもしれません。
もし、○○を続けようといわれたら・・・
“もうちょっと続けてみようか”などと親にひきとめられることがあります。
私もひきとめられました。
どうしてもやめたい場合はしっかりいいましょう。
ここで、あいまいなことをいうとズルズルと続けることになるので気をつけよう。
また、どうしても強く言えない場合は、目標(ゴール)を作ってせっとくします。
- ○○ができるようになるまで続ける
- ○月になって、まだやめたいと思っていたらやめさせてもらう
- ○級になるまで続ける
親はかんたんにやめてほしくないというおもいがあります(かんたんにやめる人になってほしくないため)。
目標をつくって、達成(クリア)できた場合は親もなっとくしてくれる可能性が高まります(かんたんにやめる子どもではないとわかってもらえる)。
また、あとどれだけでやめられるという数値がでてくると、そこまではがんばろうという気がおきて、なんとかなるものです。
自分のためにも目標設定をすることが大事です。
ひきとめられた場合はゴールを設定しましょう。
さいごにひとこと
どうしてもいいだせない場合は手紙で書くことがおすすめ(Lineやメールは駄目)。
一度やめたいという話あいがでれば、親もわかってくれて、しっかりした話し合いにつながります。
そうなってしまえば、なんとかなるものですので、がんばって手紙をだしましょう。
また、学習塾をやめたい場合はこの方法ではむずかしいので別の方法をとる必要があります。
あなたが本気であるということをしっかり伝えて、習い事をやめましょう。
どういう場所でどういうタイミングで何て言って出しましたか?
コメントありがとうございます。
私の場合は、手紙を手渡ししてません。
母親だけが気がつくように夜の間に母親の部屋の机の上においておきました。
仮に手渡しをする場合は夜に母が一人でいたとき(忙しくないとき)に手渡しをしていたと思います。
その際にはこんな感じで言うと思いますね。
塾のことで悩んでいるけれど、うまく説明できないので手紙にしたのでしっかり読んでほしい。
真剣に悩んでいることが伝わるようにつたえることが大事です。
それをやっても続けようと言われたのですが…
どうすればいいのでしょう
まずはあきらめずに親との会話を続けましょう。
結局のところ辞められるかどうかは親の納得するポイントまで達したかどうかです。
本当に困っていることを何度も伝えて、本気度を見せていく必要があります(正直大変ですがあきらめたら、習い事を続けていくことになります)。
親に怒られるかもしれないんですけどどうすればいいですか
その気持ち非常にわかります。私も親に言うときには考えました。
それでも当時はそれでもいうことにしました。
それは以下の理由からです。
1.そもそもやめる理由が正当(少なくとも自分は)だと感じていたため
2.理不尽な理由では怒鳴られることないと親を信じていたため
3.怒られる時間は短く、習い事は非常に長い
まず、やめる理由が自分なりに正当だったことがあげられます。
宿題もせずにより遊ぶ時間を増やすためとかそんな理由ではなかった(と思っていた)
また、自分の行いをふりかえってみても、胸をはれないまでも後ろめたくはなかったため。
続いて、理不尽な理由では怒鳴られることないと親を信じていたためです。
1の理由を話して、なにも聞かずに怒鳴られることはないと親を信用していたため。
確かに親は不機嫌になるかもしれませんが、怒鳴られることはないと親を信用していました(日々の親の行動を見て、それは確信していました)。
また、”もう一度考えてみて”,おまえのため”等の小言はあるかもしれませんが、それに耐える覚悟はもって話し合いにのぞみました。
逆にいうとその程度の覚悟しかもっていなかったともいえます。
3.ここで何も言わずにほおっておいたほうがもっと嫌だと感じたため
怒られる<習い事に通う
怒られることのほうが習い事を通い続けることより自分にとって楽だったためです。
怒られる=習い事に通う程度だったら、嫌ながらも続けていたでしょう(実際、いくつかの習い事は微妙でしたが続けました)。
(また自分から好きで始めた習い事はなかったです)
やめるまでは何度も親と話し合うことになりましたが、最初の一回目さえ行ってしまえばあとはなんとかなります。
また、途中で親の説得を挫折したとしても、こちらからその話で何かいわれることもないので。
これらの理由はいうべき(やめたい)という理由から自分で奮い立たせた理由でもあるのですが。
(いまやめたいけどびびっていた自分を奮い立たせるための理論)