以前も記事にしたが、私の生活には寝袋はきってもきれない関係にあります。
一人暮らし・家(部屋)での寝袋はあり?3ヶ月寝袋を使い続けてわかったことベッドいらないんじゃない?という素朴の疑問から寝袋生活を始めた私。それなりに快適な寝袋生活ができていたと思う。
しかし、ここで新たな神託がw・・・「ベッドの代わりに寝袋使うのもいいけど、そもそもお前には部屋が必要ないのでは?」
・・・完全に幻聴だが、間違いないと感じた私は数日後に寝袋を相棒に車中泊を始めるのだった。
Contents
車中泊を始めるにあたっての前提条件
- 被験者 166cm 58kg 男性
- 車はCR-V (寝るスペースは170×70cmくらい)
- 期間は9月~12月 (-1~30度くらいの寒暖差)
- 週3日程度は車中泊 (主に平日出勤日に行う)
- 会社は某北陸地方(雪国)
- 勤務時間は8:30~17:30でデスクワーク
- 車中泊ポイントは会社の駐車場、たまに道の駅(宿泊OKの場所)
黄色が、会社の駐車場で寝泊まりするときに大きく実感したことです。
これが今回車中泊で用意したCR-Vです。町に走っている一般的なSUV車と思っていただければいいでしょう(結構古いですが)。
メリット
- 家に帰らなくてもいいので、通勤時間が節約できる
- 車での通勤距離が少なくなるので通勤の際のガソリン代減る
- 家に帰らなくなるので、光熱費が減る
- ライフスタイルが確立した
- 土日がすごいアクティブに
デメリット
- 快適に寝る為に横になれるようにする必要がある
- 暑さ、寒さ、光、音など自然環境に対応するには金がかかる
- 会社の人に気づかれるのではないかとビクビクするはめになる
- 食生活の豊かさが落ちる(冷蔵庫とか冷凍庫がないため)
- 他人を車に乗せにくくなる(スペース不足や社会的体裁のため)
- 突発的なものごとには弱い(ある意味ミニマリストになる)
- 体にあちこち負担がかかる (寝る際のポーズはツタンカーメンw)
- 通信容量が不足になりがち(家にwifiがあったため)
寝床の水平をとるのは死活問題。あまりにも水平がとれていないと眠れません!
でもDIYをするのも面倒なので、100均にある発砲スチロールブロックを活用!
あと、軽いので、人を緊急で乗せる際など簡単に座席を戻せるのがいいところ。
さらにいえば、エアーマット付のマットは神の一言。段差があるところはエアーマットさまさま。
寝る際のポーズはツタンカーメンのデメリットを改善
改善方法はこちらの商品を使ったため。
寝床が狭いので、完全に解消とまではいきません。しかし、多少の寝返りはうてるようになりました。
その他として、コンビニへの買い物(ちょっとダサいのでメンタルにはきますがw)、車の運転などの際もポカポカで移動できるのがありがたい。この寝袋だけで真冬の車中泊を乗り切れるわけではありませんが、使い勝手は良好です。
自宅に最適?歩ける寝袋をパジャマとして利用!わかった10つのことその他わかったこと
- 健康維持、お風呂・シャワーは節約もかねてジムがおすすめ
- 洗濯ものはコインランドリーで対応
- スマホやPCの充電は会社で行って対応・・・最悪カフェで!
- 土日の動きが活発的
- 動画をみているとギガがたりないので、wimaxやポケットwifiを調べ始める
- 平日の夜にやることって別に家でなくてもできることに気がつく
- そもそも、家っているのか?という疑問に思う。
- 家はいらないけど、住所はでも必須だよなと考え始める
- 住所さえあれば賃貸物件解除できるんじゃ?とか思い始める
- 地方で住所だけ手に入れるのは難しいと挫折する
- 賃貸物件て会社の近くにある必要ないよなと思い始める。
- 会社から遠くて、ただただ安い古民家を探し始める
- コロナウィルスがはやりジムが閉鎖になりお風呂料金が高騰 ←new
- コロナウィルスの問題でカフェ等が使えなくなりかなりしんどい生活に ←new
車中泊するにあたり用意・購入したもの
車中泊にするにあたり何も用意せずにいるのは自殺行為!ということで、下記の物を用意・購入しました。
- アイマスク
- イヤホン(就寝用イヤホン、雨やあられ時に使用)
- シェード、カーテン
- ラック
- ポータブル電源(スマホ、キャンプ用の両方)
- エアーマット
- ソーラーパネル(冬は使い物にならんw)
- カラーボックス
追加購入したもの(快適度アップのため)
- 歩ける寝袋
- 大容量の通信ができるsim(動画再生用)
それでは、気になるメリット、デメリットを一部解説していきます。
ほかの内容も詳しく聞きたい方はコメントに書き込んでください。追加していきます。
メリット
通勤時間が減る
まあ、一番最初に思い立つのがこれ!
実際のところ、今まで30分ほどかかっていた通勤時間(往復1時間以上)が10分に短縮!
朝、夜のラッシュ時に帰らなくなったのは大きな変化です。
なお、通勤時間が0にならなかった理由は、夜ご飯を食事後、近くの道の駅(車中泊を禁止していないところ)などで泊まっている過ごすことがあるため。
毎日会社の駐車場で車中泊すれば通勤時間0も夢ではないかもしれません。
実行すれば、名実ともに社畜といってもいいでしょうw
通勤距離の短縮によるガソリン費用が少なくなった。
会社の駐車場で車中泊をすれば通勤距離は0よってガソリン代金がかからない。まさにパラダイス!
・・・なんてことはありません。
食事の買い出し、お風呂やまでの移動など今まで通勤途中でよっていた場所にそれを主目的にいくことになります。
近くにお店があればありがたいですが、こればっかりは何ともいえません。
ちなみに私の場合は会社からジム(お風呂あり)のために往復15分ほどかかります。
まあ、それでも通勤のガソリン代金は4分の1程度に減りましたが。
会社の横にジムができないかな~なんて思ってます。
ライフスタイルが確定した。
今まではジムにいかない日は家でお風呂を入っていました。
しかし、車中泊をすると以下のことがほぼ必須条件に!
自宅に帰らない=確実にジムでお風呂に入る
冬の季節は汗もかかないのでさほど問題ないですが、夏はスメハラで訴えられる可能性も。
そのため、ジム(お風呂)に絶対いくことになります。
また、ジムの時間も夜9時まで営業!そのため、9時までにはジムにことに。
結果、生活サイクルが固定することに・・・まさに思わぬ副産物。
さらにいえば、会社の人に会いたくないという思いから(あまりばれたくはないため)、出社時刻が大幅に早くなる(車中泊を始めた結果、AM7:30ごろに出勤に!ちなみに開始時刻は8:30)。
車中泊をした結果、部長さんにくるの早くなったねなど社会人として評価されるようになりましたw
私個人はライフスタイルが朝方に移行しましたが、人によっては夜型に移行する可能性も。
よくも悪くも生活習慣を大きく変更してくれます。今の生活パターンに不満を持っているなら、車中泊もありかもしれませんね。
土日の動きが活発的に
これがメリットになるかは不明ですが、土日の有効移動距離が倍増しました。
たとえば、県内でちょっと遠出したいとき。
帰りのことを考えるとめんどくさいとか混んでいる時間に移動したくないなどの様々な理由で遠出をあきらめてましたが・・・
車中泊で、自分の帰りたいとき、いきたいときにいけるようになり、移動距離アップ。
この前も朝9時開始の朝市に夜中に移動していってきました。
限定販売品もゲットできたので、ありがたかったです。
あと、土日一日中車の中にいるのは厳しい。
そのため、どこかにいって時間を消費することも増えましたね。
デメリット
やっぱり体にはきびしい。
やってみて思ったことはやっぱり車中泊の連泊は厳しいということ。
家に比べれば圧迫感もすごいし、寝床(ベッド)もせまい(寝袋なので寝返りもうちにくいですし)。
私の場合はSUV(CSーR)ですが、キャンピングカーでも厳しいのは実状です(キャンピングカーを借りたこともあります)。
特に今の私の環境(CR-V)+寝袋では寝返りができずに厳しい。ツタンカーメンのように微動だにできない状況。朝起きたら体がカチコチに。歩ける寝袋を使うことで多少解消しました(多少の寝返りはうてるようになりました。スペースが狭いのは改善しておりませんが・・・)
ジム等で体を動かしているので、まったく体を動かさない人に比べれば比較的ましだとは思います。体が資本としみじみと感じること間違いないでしょう。
実際の寝床の様子はこんな感じです。幅が狭いので、注意しないとずり落ちます(笑)。
会社の同僚にばれる可能性が高いw
会社の始まる時間よりかなり早い時間&目立たない場所で泊まっていた(会社の駐車場)ので、会社の人にばれることはないと思っていました。
ところが、ある日、「最近車の場所変わったね?」や「最近、くるのはやいね」などと声をかけられることに。
以外とみんないろいろみていると実感しました。
気を抜くをあっという間に身ばれして、会社の噂になりそう(どの車が誰の車か意外とみんな知っているようです)。
まあ、私の場合、ヒッチハイクやそのほかのことで、変人扱いですので、OKですがw
一般人を装いたい方は会社で車中泊を行う場合は気をつけましょう~~。
あと、今気づいたのですが、会社の駐車場の除雪が必要なほど雪が積もったらばれそうですね。
急な物事に対応できるほどものをもてない。
さすがに車でずっと生活するのは厳しい。
実感したのは祖母がなくなった時。
母からのlineで知ったわけだが、数珠や喪服なんかさすがに積み込んでいない。
生活に必要な最低限度のものしかもっていないので、こういう緊急事態にはめっぽう弱いことが判明。
まあ、人生のトラブルを楽しめる人はスリリングな生活が楽しめていいのかもしれませんが・・・。
そもそも、車中泊生活をしている時点でその要素は大ですがね。
寝床の下には収納用のカラーボックスを用意するなど、スペースの有効活用をしています。
調理をするのはしんどい
スペースがない&車の中で火気を使うのはしんどい。さらにいえば冷蔵庫や冷凍庫を完備するにはバッテリーもスペースもない。(キャンピングカー生活では鍋とかもしていたので、車のスペースによる)
料理に使う、調理道具や水なんかも用意するとどうしてもスペースが足らない。
1日で食材を使い切るスタイルなら自炊できなくもないが、自宅の食生活をそのまま行うのはまず無理だと理解するべき。
一応、火気の使用を許可している河川敷などではキャンプのような感覚で料理もしっかりつくれるが・・・
さすがに道の駅等で火気を使うのは迷惑になるので、やらないようにしましょう。
ちなみに私の場合は自炊・・・なにそれ、おいしいの?というくらい自炊をしていなかったので大丈夫でしたが。
夏の暑さはやばい・・・
キャンピングカーのような別電源を用意している場合はまだしもなんとかなるかもしれないが普通の車では相当きつい。
夏の暑さにはまじでやばい。
夜明けと同時にあまりの暑さに強制的に目を覚まします。
冬の寒さは着込めばなんとかなるけど夏の暑さはどうにもならん。
とりあえず、車は日陰に駐車するようにしましょう。
いつのまにか、車がサウナボックスに早変わり!
よく、冬の方が大変じゃないといわれますが、個人的には真夏の方がきついと思います。
寒さは部屋で愛用している寝袋などで防寒すればへっちゃらですからね。
一人暮らし・家(部屋)での寝袋はあり?3ヶ月寝袋を使い続けてわかったこと注意点として真冬の朝に車内で着替えるのは非常に寒い!(当たり前ですが)
最後に
会社の駐車場で車中泊をして4か月!
寒さにも負けず、暑さにも負けずに頑張った結果、いろいろなメリット・デメリットがあることがわかりました(笑)
メリット
- 家に帰らなくてもいいので、通勤時間が節約できる
- 車での通勤距離が少なくなるので通勤の際のガソリン代減る
- 家に帰らなくなるので、光熱費が減る
- ライフスタイルが確立した
- 土日がすごいアクティブに
デメリット
- 快適に寝る為に横になれるようにする必要がある
- 暑さ、寒さ、光、音など自然環境に対応するには金がかかる
- 会社の人に気づかれるのではないかとビクビクするはめになる
- 食生活の豊かさが落ちる(冷蔵庫とか冷凍庫がないため)
- 他人を車に乗せにくくなる(スペース不足や社会的体裁のため)
- 突発的なものごとには弱い(ある意味ミニマリストになる)
- 体にあちこち負担がかかる (寝る際のポーズはツタンカーメン)
- 通信容量が不足になりがち(家にwifiがあったため)
2月の極寒や7月の真夏日をまだ体験していないので、とりあえず、1年ほど続けていくつもりです。