kindleが便利すぎて、ここ数年いろいろ試しているごうです。
今回は2年ほど前まで行っていたKindle(本)の貸し借りについてのことです。
規約的には完全にNGですが、当時は結果的にガンガンしておりました。
(今でもできますが・・・やるなら自己責任で)
最終的には友人の転居等もありアカウントの共有を終了しました(2年ほど利用)。
その中で、わかったことを紹介していきます。
Contents
kindleを共有(端末&アカウント)してわかったこと
kindleの貸出について
家族・友人との電子書籍の共有・貸出はNG。ただし、電子書籍を削除し、kindle(端末)を貸し出すことは可能(あくまでも端末だけの利用に限る)
しかし、規約を無視して行った場合、下記のようなメリット・デメリットがある。
メリット
- とりあえず、ガンガン新刊の本が増えていく
- 自分ではまず買わない本を読む機会が増える
- 実際に会った際に本の話題がスムーズにできる(話す時間も増える)
- 同じ本を読んで意見交換が簡単にできる
- kindleリミテッドが凄まじいほど活躍する
- 読みたい本を自分以外の人が買うとラッキー
共有した人には女性もいたので、こんな本でえらく話題がもりあがったなんてことも・・・。
何でわかってくれないの?とキレられた男性必見。妻のトリセツを読むべき理由面白い本を簡単に紹介できて感想を聞けるのがkindle共有のとてもいいところです。
デメリット
- お金の支払いが発生するので処理がめんどくさい(現在は〇〇payを使えば簡単です)
- 他人に見られてたくない本は買いにくい
- 下手をするとAmazonからアカウントを凍結される
- 貸出していたkindle(端末)の回収が必要
- 購入した本を別のアカウントに振り分けることができないので、事前に説明が必要(下手するともめる)
その他
- 相手が悩んでいることや興味があることが本のタイトルからわかる
- 共有をやめたときにkindle(端末)があまる
kindle(本)を家族や友達に貸すのはNGなのか?
まずはこの基本的な問いですが・・・家族だろうが友達だろうがNGです。
詳しい規約についてはここに書かれています(2020/10/21現在)。
Kindleストアより指定された台数の対象デバイス上でのみ、お客様個人の非営利の使用のみのために、該当のKindleコンテンツを回数の制限なく閲覧、使用、および表示する非独占的な使用権が付与されます
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201014950
別途に明確な記載がある場合を除き、お客様のKindleコンテンツまたはその一部に対するいかなる権利も第三者に販売、借用、リース、配信、放送、サブライセンス、ないしは別の方法で譲渡してはならないものとします。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201014950
ちなみにamazon.comで購入した本に関しては第3者に貸し出す公式サービスがあるので、この限りではないようです。
日本にもできてほしいサービスですが、数年前から全く進んでいないのであきらめるしかないようです。・・・残念。
いくつかの共有方法を紹介
具体的な設定方法についてはこの記事に書いてあります。
5分でできる!家族・友達にアカウント共有してkindleを貸し出す2つの方法*上記で紹介している設定方法は他の人は本を購入できないように制限しています。
実際に私がやった共有方法!
2種類の運用方法で実際に共有してました。
1つ目の方法はkindle端末を友達にずっ~~と貸し出して運用。
2つ目の方法は共有の端末(kindle)をリビングにおいてました(私はシェアハウスに住んでいます)。
結果的に、kindleアカウントを共有する状況となることにw。また、自宅にもアンドロイドのタブレットが置いてあり、こちらは父、母と共有していました。
ちなみに使っていたのはこのkindle端末!
様々なkindleの共有方法の中で私が実施した方法は
「kindle端末に自分のamazonアカウントを紐づけて貸し出す」という方法。
前提条件は以下のようになります。
- 専用のアカウントを用意する
- クレジット情報を紐づける(自分の)
- kindle端末はわたしが用意する
- 貸し出す相手は信頼のおける友人と家族のみ
- webアクセスだけは制限して本以外の購入はできなくする
このような設定にした理由は2点。
- 機能を制限せずに本を共有することで、共有者全員が率先してkindleを利用できる環境にする(購入)
- 本以外の購入をできなくし、支払いのコントロールをする(無制限は恐ろしかったのでw)
では、上記の条件でわかったメリット・デメリットを再度整理してみましょう。
メリット
- とりあえず、ガンガン新刊の本が増えていく
- 自分ではまず買わない本を読む機会が増える
- 実際に会った際に本の話題がスムーズにできる(話す時間も増える)
- 同じ本を読んで意見交換が簡単にできる
- kindleリミテッドが凄まじいほど活躍する
- 読みたい本を自分以外の人が買うとラッキー
数人で共有して利用するので、恩恵もたくさんありますね。
その中で特筆すべき点は、他の友人が読みたい本を買ってくれる時があるということ(お金の回収はしないといけませんが)。お金を払わず(本代を回収すれば)、本をゲットできて、ウハウハです。ちなみに同じ系統の本が好きな人ならそこそこ発生します。
その他、月額980円で利用できるkindle unlimited(借り放題のサブスクリプション)も大活躍。むしろ大活躍しすぎて、上限の10冊(同時に借りることができる本の上限)にあっという間に達します。読み終わったら、返すようルール決めが必要なくらいです。
デメリット
- お金の支払いが発生するので処理がめんどくさい(現在は〇〇payを使えば簡単です)
- 他人に見られてたくない本は買いにくい
- 下手をするとAmazonからアカウントを凍結される
- 貸出していたkindle(端末)の回収が必要
- 購入した本を別のアカウントに振り分けることができないので、事前に説明が必要(下手するともめる)
- kindle(端末)をなくした、こわれると大変(もめる)
一番問題になってくるのが、購入された本のお金の回収です。毎日のように会っている場合はその時にいただければいいのでさほど問題になりません(本当か?)。会う機会が少ない場合はLine等で連絡してpaypay等で回収することになります。
・・・・連絡等がめんどくさい人には向かないし、お金の回収し忘れが発生します。
その他として、問題になるのが購入した本を別アカウントに譲渡することができないということ。kindleを譲渡することが2020年10月現在できません。そのためアカウントを共有したときに買った本は譲渡できないことをしっかり説明する必要があります。しっかり説明したとしても友人ともめる可能性があるので、注意が必要です。
おそらく、数年後?には電子書籍の本も中古で売り出すことができるようになると思います。・・・それまで我慢(実現されるかは定かではないですが)。
あと、本を買わない人と共有しても新しい本はまったく増えません。注意が必要です。
その他
- 相手が悩んでいることや興味があることが本のタイトルからわかる
- 共有をやめたときにkindle(端末)があまる
- 余ったandroid端末を代わりに利用することもできなくはない
- windows for pc を使って共有
androidのスマホを使っている方ならばわかってもらえると思いますが、余ったスマホを有効活用できます。
kindle端末を買わなくても、他人の共有が非常に簡単に。kindle(端末)をなくした、壊れた等のトラブルがさけられます(もともと不要なandroid端末を利用するのでおしくない)。
Iphoneユーザーもできないくはないですが、iphoneはもったいないですw。
ただし、アプリの場合はkindle端末より細かい設定ができません(本以外の購入制限など)。よってスマホを使って共有をする場合は特に注意しましょう。・・・いつの間にか高額な支払い明細書が届くなんて可能性も。
運用上の注意点などを詳しく解説!
お金の支払いには〇〇payを利用しよう
当時のお金のやり取り(本の購入費)は手渡しで行っていました。
まあ、実際は食事をおごってもらうなどで対応することが多かったですが。
しかし、現在はpaypayなどの個人間のお金のやりとりが非常に簡単になっています。
手渡しがめんどくさい、お金のやりとりをきっちりしたい・・・そんなときはぜひ〇〇payを利用しましょう。
購入した本の代金の履歴にもなるので、管理が非常に楽!
私の場合はそこまで徹底管理しておりませんでしたが。
あと、運用していると購入の支払いを忘れる方が発生します。月末にでもlineで連絡をとるなりして、必ずだれが買ったか確認するとよいでしょう。
・・・自分で買ったのに忘れて大騒ぎしたのは内緒ですw。
Kindle端末をなくした、壊した
運用上絶対に起きるのがこの問題。
なくされた、壊されたといって相手に問い詰めてもいいことはありません。物は壊れるもの、なくなるものとさとりの心が持てない方は他人とものを共有するのをやめましょう(家族でも問題になります)。
一応、kindleにも1年の保証サービスがついています。しかし、紛失には対応できないなど、完全にトラブルを回避することはできないので要注意です。また、2年間の有償サービスもありますが、紛失に対応できないのは1年の保障サービスと同様。
次善策として、余ったスマホを貸し出す(ゴミのような端末なら有効活用)ことも可能。これならなくしても惜しくないですからね。
・・・ただし、中古スマホなので、速攻で画面が映らなくなる、電池がガンガン減るなどのトラブルも多発するかもしれませんがw。
さきほども述べましたが、スマホアプリによるアカウント共有はkindle端末より細かな設定ができません(本以外の購入などの制約ができません)。運用には特に注意しましょう。
あ、ちなみに水没実験とかどれくらい壊れやすいかチェックしました。結果として、水没で壊れることはまずなさそうです。
kindleの防水はお湯、石鹸水は大丈夫?お風呂で1週間使ってみてわかったこと最後に
メリット・デメリットもいろいろあり、やるかやらないかは自分しだい(自己責任)となります。実際やってみる前にメリット・デメリットをしっかりチェックしましょう。
メリット
- とりあえず、ガンガン新刊の本が増えていく
- 自分ではまず買わない本を読む機会が増える
- 実際に会った際に本の話題がスムーズにできる(話す時間も増える)
- 同じ本を読んで意見交換が簡単にできる
- kindleリミテッドが凄まじいほど活躍する
- 読みたい本を自分以外の人が買うとラッキー
デメリット
- お金の支払いが発生するので処理がめんどくさい(現在は〇〇payを使えば簡単です)
- 他人に見られてたくない本は買いにくい
- 下手をするとAmazonからアカウントを凍結される
- 貸出していたkindle(端末)の回収が必要
- 購入した本を別のアカウントに振り分けることができないので、事前に説明が必要(下手するともめる)
その他
- 相手が悩んでいることや興味があることが本のタイトルからわかる
- 共有をやめたときにkindle(端末)があまる
今回の記事で使ったサービス・端末