幼稚園や小学校から始める習いごと。悩みますよね。
そんな親のお悩みの解決に参考になる実体験を踏まえたメリットを紹介していきます。
Contents
そろばんのメリットとその効果
- 集中力がつく
- 計算力・暗算が速くできるようになる(掛け算、割り算、足し算、引き算)
- 社会人になってもほめられる・活用機会が多い
- 数字をみて拒否反応を起こすことが減る(特に女性)
ポイントはそろばんというより、暗算がメリットになってきます。
そろばんで集中力がつく
そろばんをすると集中力がつきます。
なぜ?と思うかもしれませんが、これには理由があります。
理由1:難しい作業ではなく単純作業を繰り返す
そろばんは単純作業!
サクサク終わるので、精神的な負担が少ない。
難しい問題を1問解くより、簡単な問題をたくさん解くことで、達成感につながる。
結果、自信が備わり、問題を解くのが楽しくなる。
楽しくなればのめりこみ、いつの間にか集中することができるようになる。
このような好循環でいつの間にか集中力がつく。
理由2:テストの回数が多く、時間がシビア
気分は高校生のときのテストのような感覚。
一言でいうなら時間がない。
難しいから時間がないのではなく、単純に速度が足らない。
ひたすら集中しないと時間に問題が解けません。
毎週のようにテストをするので、時間にシビアになります。
さらに問題に慣れたころには級や段があがり、計算の桁数が増えます・・。
結果、いくらやっても時間におわれつづけることに。
気がついたら、集中力がみにつきます。
ある意味、納期前の仕事のような状況ですね(笑)
理由3:そろばん教室は何もない
うちの子はおちつきがない。
そんなことを授業参観の際に先生にいわれたことはないですか?
私はばっちり6年間ほど言われ続けました(笑)。
ですが、集中力がないかといえばそうではありませんでした。
やりだせば、集中できるのですが、やりだすまでが駄目でした。
言い訳をすれば、学校っていろいろ遊び道具があるじゃないですか?
図書館の本とか、将棋盤、ボールなどなど。
こんな環境で勉強はできません(笑)。家でも同様ですが。
その点、そろばん教室はモノがありません。
強制的に集中させられます。
この点には塾も同様ですが。
計算力・暗算が速くできるようになる
一番わかりやすいメリットは暗算が速くなるという点です。
ただし、これを実感・認識するのは中学生~社会人になってからとなります。
やり始めて1年程度では、はっきりいってこの効果はほぼないです。
(資格のレベルで考えると暗算3級~準2級くらい)
逆に1年で効果ができる人はすでに暗算をできる能力が高いので、そろばんをしていなくても暗算は歳とともに早くなります。
そういう人にはある意味そろばんは不要かも?
社会人になってもほめられる・活用機会が多い
これについては良く実感しますね。
社会人になって褒められる機会ってあまりないですよね。
会社ではできてあたり前の部分もありますし、私生活でも同様。
でも、暗算ができると簡単な計算がさっとできて褒められます。
特に割り勘などをするとき(あえてアプリを使わない)!
ごぅさん計算速いね~。
いやいや、そんなことないですよ(ドヤ顔)
こんなように楽に褒められます(他には打ち合わせのときとか)。
まあ、そろばんというより暗算ですね(笑)
そういう意味では日常で使う機会が多いのでメリットを享受できる回数は多いです。
褒められるっていいですよね。
数字を見ても拒否反応を起こさなくなる
数字に強いというか、数字に対する苦手意識は減ります。
実際に姉も経理の道に進んでいるのはそろばんの影響をうけているからでしょう。
姉に話を聞いても数字に対して拒否感はないようです(ただし数学は嫌い(笑))
数学にしろ、簡単な計算にしろ、拒否反応を起こす人はたくさんいます。
“わからんから数字なんて見たくもない”と母にきれられることもあります(笑)。
そういう意味で、そろばんは将来の可能性を広げます。
私がそろばんを始めた背景
もともとそろばんを始めたのは親がそろばんを習わせたため。
背景には数学があまり得意(数字に対する拒否反応が強い)ではなかった親のコンプレックスがあったようです。
母は数学(数字)は死ぬほど嫌いだったといっています。
また、3歳上の姉もそろばん教室を通っていたこともあり、私もいくようになりました。
その期間は小学1年性~6年生の6年間。
火曜日と金曜日の週2日で1回あたり1時間~1時間半。
最終的にとった資格
そろばん2級、暗算2級
・・・6年間通ってこれはレベルが低いですね。
まあ、後半は結構サボっていたような気がしますが(笑)
暗算2級ってどんなレベル?
3桁*3桁の掛け算ができるぐらいが2級のレベルです。
正直な話、日常の掛け算で3桁*3桁の計算はすることないです。
2桁~3桁×1桁の掛け算くらいしか利用頻度はありません。
まあ、あとは割り勘の計算とかくらいのもんです(笑)。
暗算するだけならインド式数学でもいい?
ぶっちゃけた話、インド式数学をして2桁×2桁の掛け算ができればいらんのでは?と思うことがあります。
まあ、それでも明確な利点はあります。それは筆算の足し算、引き算の速度。
テクニック的なものではなく、反復による速度アップがはかれます。
特にエクセルのような資料をみるときにさっさと計算できるのが早いのは実感します(学校の勉強では横の計算式はよく見ますが筆算はしないので慣れていない)。
習い事としてそろばんはありか?
率直な意見として習い事は”あり”といえます。ただし、そろばんの準2級程度をとることを目安に習い事とするべき。
このレベルまで通わせる意識がないなら、大人しく違う習い事をすることをお勧めします。
また、準2級レベルのことができるようになったらやめさせて,別のことをさせてもよいでしょう。
その他として、履歴書の資格欄に書くことはできますが、単純に履歴書が埋められる程度のものです。
資格というよりはある程度の教育(学校以外)の教育にも力をいれていた家庭(個人)だと認識される程度の効果以上はないといってもいいですね。
じゃあ、いつからそろばんを始めればいいの?
個人的には小学生1年生から始めればよいと思います。
というのも、あんまり小さいころにやっても大きな効果はないと思うためです。
そもそも、そろばん自体が面白いわけでもなく(計算ができるようになることが面白いとは感じる)、自発的にそろばんをすることはまずありません。
それよりも、レゴを使ったロボット教室などをした方がよいと思います。
自分でものを作る楽しみと試行錯誤による思考能力や集中力がつきます。
こちらは自由な分のめりこんで自分から率先して行うようになる可能性があります。
まとめ
そろばんを習わすメリットを紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
子供のそろばんを習わせる場合は準2級程度のレベルまではしっかり行うようにしましょう。
そこまでいけばしっかりした計算力が身に着くのでお勧めです。
個人的には実際に6年通って、良かったなーと感謝しています。
まあ、5年生でやめた方が、よりベターだったような気がしますが。
そろばんに通わせてくれた親には感謝しています。
こういえる今があるのが一番良かったことかもしれませんね。