みなさん、コロナウィルスで自粛生活が続いて大変な時をお過ごしだと思います。
海外の医療関係者や除菌作業者がフェースシールドをしていて、あれって効果があるんだろうか?とふと疑問に思ったので1週間つけて生活してみました。
まあ、他にも理由がありまして、通勤にクロスバイクを使っていて、呼吸がしんどい&蒸れるのがつらかったためです。
ということで、後半部分は自転車での通勤時に感じたことをがっつり紹介していきます。
Contents
1週間つけてわかったことメリット・デメリット
フェイスシールドのメリット
- 顔を触る回数はかなり減った
- 買い物中は注目の的
- 会社でつけるとすごく話題になります
- 食事も取れる(快適とはいえないが)
- サイクリング際には呼吸が楽
- 農道では顔に虫が当たらなくていい感じ
- 暑い日でもつけてられる(マスクをしない場合)
フェイスシールドのデメリット
- 激しい運動ではいまいちというか利用が難しい
- 風が強い屋外での使用の際は注意が必要
- 世間一般では一般人が付けているのは少数なので目立つ
- キャップのある帽子との併用は厳しい。
- マスクと同等の効果はない(科学的根拠がない&行政が通知をだしている)
結論として激しい運動の際には着用が厳しいことがわかった。よって以下のスポーツにはうまく使えそう。
- 室内のサイクリングマシーン(風がないため)
- ゲートボール【激しい上下運動がないため)
- ウォーキング
- 筋トレの一部
特に年配の方はゲートボールの最中にマスクをしない人が多い。ということでフェイスシールドをお勧めする。
フェイスシールドを装着してみた
はい、マスクにマスクをつけ、さらにフェースシールドと完全にヤバイ格好ですw。
まあ、実際はマスク(お面)の方はつけていないのでイメージとして参考にしてください。
自転車の運転中はちなみにお面とマスクはしていません(していたら間違いなく街の有名人です)。
1週間どんな感じでつけていたのか?
- 会社
- 外食
- 買い物
- 車の運転
- 自転車通勤
と、お風呂と睡眠以外はずっとつけていました(自分の部屋では外していましたけど)。
まずは会社での使用感。
会社では小さい部署ということもあり会う人は決まってます。
そのため、最初は質問とかもされましたが二日目からは普通でした。
・・・まあ、いつも奇妙な行動を多々とっているので同僚たちは耐性があるだけかもしれませんがw。
その他、お買いものでも注目の的です。
特に小さな子はえっ、本気みたいな視線を飛ばしてきます。
この点から世の中にまだ受け入れられていない証拠といっていいでしょう。
今後、学校や職場での利用など、様々なシーンで使用される機会が増えるので、注目もされなくなるとは思いますが。
飛まつ感染を防ぐため、すべての児童生徒と教員、およそ17万5000人に透明な素材で顔を覆うフェースシールドを配り、授業中に着用してもらうことを確認しました。
引用元:https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/37507.html
実際に学校を中心に広がりをみせているようです。
フェイスシールドのマスクにないメリット
顔を触る回数はかなり減る
この点がフェイスシールドとマスクとの大きな違いといえます。
テレビ等でも顔を触る回数減らすことでコロナ対策(感染症)に大きな効果があることは報じられています。
その点、フェイスシールドは効果が抜群です。
というのも、顔を触ろうとすると手がフェイスシールドにあたるため。触ることを意識的にやめることができます。
無意識の行動を認識するだけで、これほど効果があるのかびっくりすると思います。
この項目については、マスクとフェイスシールドの併用利用でも効果があります。
食事もとれる
さすがにマスクをしながら食事をとることは不可能。
その点、フェイスシールドは装着しながら食事をいただけます。
快適に飲食をできるとは言わないませんが。また、カチューシャのように斜めにつけられるタイプのフェイスシールドは飲食に向きます。
ということで、会社の飲み会や家庭での食事を少しでも安全に楽しみたい方は装着するのもありでしょう。
まあ、会社の飲み会はオンライン飲み会で対応したほうがいいとは思いますが。
この項目については、フェイスシールドのみの使用感です。
科学的にどの程度効果があるかがわからない
ここまでフェイスシールドのメリットを説明して、今更と思うかもしれませんが効果の科学的な根拠はとれていませんw
菅原教授は、人に感染させないという観点からは布製のマスクなどと同様に近い距離で話をしなければならないときに つばなどが相手にかからないようにするといった効果はあるのではないかとしています。
思い出していただきたいのですが、コロナウィルス初期のころは海外の国でマスク使用は意味がないと報道されてきました。
まあ、最終的には効果があるとの結論になりましたが(それでも単体性能での効果など科学的根拠に乏しいのが実情です)。
フェイスシールドも飛沫感染に対して効果があることは感覚的にはわかるのですが、本当の意味でどの程度効果があるかはわかりません(どの程度低減するか数値で表すのは困難)。
咳エチケットに近い、心理的な効果は間違いなくあります。まあ、そういう意味ではつけたほうがいいとは思いますが・・・。
結論として、自粛警察対策のための効果が一番大きいかもしれません。
自転車通勤でフェイスシールドを使ってみた
前提条件
使用している自転車
まずは私が使っている自転車はクロスバイク(rail 700sl)。
一般定期な自転車(ママチャリ)と比べて+10キロ/時ぐらい速度がでます(時速25km)。
通勤時間
通勤時間はおよそ40分ほど。
20分は信号機の多い街中を走りますが、残り20分は田んぼのみの田舎をひた走ることになります。
自転車でフェイスシールドを使うメリット
- サイクリング際には呼吸が楽(マスクをしない場合)
- 農道では顔に虫が当たらなくていい感じ
- 暑い日でもつけてられる(マスクをしない場合)
フェイスシールド(マスクの着用はなし)を使ってわかったメリットは3つ。
サイクリング際には呼吸が楽(マスクをしない場合)
まずは激しい運動中のマスクはとても息苦しい。その点フェイスマスクは息苦しいと感じることはないです。マスク着用時に比べて圧倒的に呼吸が楽です。
農道では顔に虫が当たらなくていい感じ
田舎あるあるですが、農道での自転車運転はひたすら顔に虫が突っ込んできます。フェイスシールドを装着することによって、虫が顔にあたることはなくなります。特に目に入ると悶絶することになるので、ありがたいです。
暑い日でもつけてられる(マスクをしない場合)
運動+夏日のコンボはマスクが滅茶苦茶むれます。その点、フェイスシールドなら、むれる心配はありません。夏日ならマスクよりフェイスシールド!がお勧めです。・・・・コロナウィルスに本気で感染低減を考えているならマスクも着用しなければなりませんが。
自転車でフェイスシールドを使うデメリット
- 時速20km以上の速度ではいまいち
- 風が強い屋外での使用の際は注意が必要
- キャップのある帽子との併用は厳しい。
時速20km以上の速度ではいまいち
時速20kmくらいが目安(フェイスシールドの性能に確実に変化します)。これ以上速度があがるとフィルム部分が鼻に接触するようになります。というのもフィルムがそんなに強度があるわけではないので、風圧で曲がって鼻にあたりますw
さらにいえば、フィルムと口元が非常に近くなるため、口元のフィルム部分が白く曇ります。
40分ほど漕いでいたら、口元に水滴が・・・。
フェイスシールドが顔に対して水平のものではなく、突き出した形のものにするとこの点は改善されるでしょう。
風が強い屋外での使用の際は注意が必要
上とほぼ同じ内容ですが、風の強い日もフィルムが鼻に接触します。さらに自転車で右折する際に後ろを振りかえるため、フィルム部吹っ飛んでいく可能性があります。まあ、自転車で使うなんてことは想定していないので当たり前といえば当たり前ですが。
実際にフィルムが飛んでいってしまったのでいそいそと回収に戻ったことがありますw
つばのある帽子との併用は厳しい
一応使えなくないことはないのですが、つばのある帽子との併用は厳しい。というのも、飛沫感染を防ぐためにフィルムが大きめに作られています。メガネのフレーム位置より10cmくらいはまでフィルムが覆われる為、帽子のつばにひっかかります。帽子を深めにかぶりたい人は要注意です。
帽子に付けるタイプ(セット)のフェイスシールドもあるので、購入の際に検討してみるのもよいでしょう。
まとめ
フェイスシールドのメリット
- 顔を触る回数はかなり減った
- 買い物中は注目の的
- 会社でつけるとすごく話題になります
- 食事も取れる(快適とはいえないが)
- サイクリング際には呼吸が楽
- 農道では顔に虫が当たらなくていい感じ
- 暑い日でもつけてられる(マスクをしない場合)
フェイスシールドのデメリット
- 激しい運動ではいまいち
- 風が強い屋外での使用の際は注意が必要
- 世間一般では一般人が付けているのは少数なので目立つ
- キャップのある帽子との併用は厳しい
- マスクと同等の効果はない(科学的根拠がない&行政が通知をだしている)
結論として激しい運動の際には着用が厳しいことがわかった。よって以下のスポーツにはうまく使えそう。
- 室内のサイクリングマシーン(風がないため)
- ゲートボール【激しい上下運動がないため)
- ウォーキング
- 筋トレの一部