小学三年生になってもまったく勉強・宿題をしないお子さんはたくさんいます。
実は私もまったく勉強をしない子供でした。
年間の宿題提出率0%という、記録を毎年打ち立てていた記憶があります。
夏休みの友をずっとやらずにおいておき、毎日学校の先生に注意されていたのを今でも覚えています。
さらにいえば、冬休みに入れば先生も夏休みの友のことを忘れるので、毎年踏み倒していました。
今思い返せばやってしまった方が楽だと思いますが、当時はやらない方が重要だったのでしょう。
そんな私ですが、ある一時をさかいに勉強をするようになりました。
どのようにして勉強をするようになったのかを詳しく紹介していきます。
Contents
勉強をしなかったときの日常
小学生の間は毎日宿題をしてこなくて、学校の先生に怒られていました。
また、教科書やノートすらも持ってこずに授業をうけていたのが普通でした。
そのため、授業参観後の保護者面談では、忘れ物が多い、宿題をしてこないと6年間連続で言われていました。
おかげで母親には毎回同じだからかわりにいっといて?と言われるほど(笑)。
まあ、この保護者面談を通して、親にも学校生活の悪行がばれたわけですが。
その結果、家に帰れば宿題はやったの?忘れ物はない?と口酸っぱくいわれていました。
まあ、常に宿題をしていないのです・・・(笑)
あまりにやらないことに母親に何度もぶたれた記憶もありますが、それでも宿題・勉強を全くしなかった記憶があります。
なぜ?勉強ができなかったのか?その対策は?
勉強・宿題を全くしていませんが、実は私は勉強は嫌いではありませんでした。
勉強もしよう、しようとは思うのですが、漫画やテレビゲームの誘惑にかてず、やらなかったのです。
しかし、ある年齢をさかいに勉強をある程度するようになりました。
そのさいにとった方法が”環境を変える”でした。
結果、環境を変えただけで、勉強の習慣がつき、宿題をするようになりました。
環境を変える前に現状を知る
さて、勉強をしない息子さんに勉強をしろ、がんばれとだけいっていませんか?私の親はそうでした。
声だけかけて勉強をするようになったら世話はないです。
勉強をしないのは子供の性と思っている親はたくさんいますが、大概の原因は親にあります。
きつい言葉ですが、それが真実です。
親は勉強をしてほしいと思い、勉強をしろといいますが、はっきりいって無駄です。
極端な話、太っている旦那に痩せろといって言葉を送るようなものです。
本当に痩せさせたいなら、しっかり時間を割いてフォローをする必要があります。
例えば、ランニングを一緒にする、ご飯の量を減らす、晩酌の回数を減らすなど。
勉強においても同様で、言葉ではなく環境作りやフォローをすることが大事です。
じゃあ、どうすればいいの?という話になりますので、ざっとポイントをあげていきます。
勉強をさせるための環境改善~1ステップ目~
- 遊ぶ部屋と勉強のスペースは別にする
- 勉強部屋に物を置かない
- 土日祝日の起きる時間や食事の時間を平日と同じにする
1.遊ぶ部屋と勉強のスペースを別にする
当たり前といえば当たり前ですが遊ぶ部屋と勉強の部屋を同じにするのは危険です。
というのも、勉強と遊びのメリハリがつかないのでまず失敗します。
他の言い方にかえると、勉強部屋(スペース)に遊び道具を置いた状態で勉強させようとしてもまず勉強しません。
子供は遊び道具があれば必ず遊びます(大人もですが)。
遊ぶ部屋と勉強部屋の区別をして、勉強ができる環境を作りましょう。
2.勉強部屋にものは置かない
さて、勉強の場所は確保したから終了・・といいたいところですが、次は部屋からものを撤去します。
理想をいえば、部屋に机といすだけが理想ですが、かなり難しいのが実情。家にそんなにスペースがある人はいません。
家に物があふれかえっている場合は、勉強の前に断捨離から始めることに。
タンス等の収納スペースに物をなるべくかたずけて、目に映るものの数を減らすようにしましょう。
というのも、人は目から物を見て、連想・行動をするものです。
勉強を始めたのにいつのまにか掃除をしていたなんて経験はありませんか?まさにそれです。
よって勉強の際にはなるべく、気が散るものを置かないのが鉄則(勉強以外でも同じですが)。
注意点:勉強の部屋をきれいにしても、環境を整えても持ち込まれたら意味がありません。
携帯ゲーム等も部屋の持ち込みをさせないように管理しましょう。
3.土日祝日の起床時間や食事の時間を平日と同じにする
えっ?こんなこともと思うかもしれませんが、かなり重要です。
勉強をする=習慣づけるが最終的なゴールになります。
人間は環境の生き物です。環境が変わればいつもと同じことをするのが困難になります。
勉強を平日初めてもこれをしておかないと土日で崩れてしまうので、要注意。
いつも同じルーティンを繰り返すことが大切です。
野球選手のイチローなどもルーティンを徹底的にしていることからもその重要性がわかります。
人は10分でも時間が遅くなれば、それを理由にしてさぼります。まあ、私のことですが(笑)
勉強をさぼる理由を作らないことが、勉強を続けるコツになります。
まとめ
勉強・宿題をやらないのは子供にやる気がないからといって言い訳をするのはやめましょう。
子供が勉強をやらないようになるのは親の怠慢です。
やる気がでない、習慣ができないのは勉強をするのが整っていないのが大半です。
子供に勉強をしろという前に、勉強ができる環境をつくるように親が努力しましょう。
根性論では絶対続きません、勉強が自然と行動したくなる環境や仕組みを作りましょう。
- 遊ぶ部屋と勉強のスペースは別にする
- 勉強部屋に物を置かない
- 土日祝日の起きる時間や食事の時間を平日と同じにする
近いうちに、具体的な勉強時間の確保の方法~2ステップ目~を紹介していきますので、興味のある方はまたみてください。