小学生、中学生の親を持つ親御さんなら必ず経験する個人面談。正直な話、何回やっても緊張するものです。
個人面談は先生(大人)と落ち着いて話せる唯一のチャンス、日頃から気になっている友人関係や勉強などの疑問や不安を素直に伝えましょう。
また、ひとりの時間が15分ほどと決まっているので、聞ける内容は限られてきます。
相談したい内容がある場合は事前に聞きたいことをチェックしておきましょう。
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個人面談の基本は?
個人面談の基本は先生の話を聞くことになります。
こちらから質問をしなくても、話す内容を考えてくださっているので、基本質問を準備をする必要はありません。
ただし、先生に相談したいことや聞きたいことがある場合は聞きたいことを準備しておきましょう。
聞くの9割、話の1割でしっかり先生の話を聞きましょう。
相談したいことがある場合は特に時間に注意
当たり前ですが、個人面談には時間制限があります。小学校の個人面談では、一般的に一人あたり15分ほどとなっています。
事前に開始時間や持ち時間を確認して、その時間内で終わるように心がけましょう。
時間に遅れた、面談時間がオーバーするとその他の保護者にも迷惑がかかるので、要注意。
よくある失敗としては、聞きたい話があったにも関わらず、”この前、近くのスーパーであって・・・”などと挨拶してたら、息子・娘の話を聞く時間がほとんどなかった。
なんてことにならないように挨拶は手短に、すぐに本題に入るようにしましょう。
聞きたいことがある場合はメモ帳を用意
個人面談はかなり緊張します。先生と話すこともそうですが、何を言われるか事前にわからないので不安・・・。
緊張で先生を前に聞きたい内容を忘れるなんてことは良くある話。
子供の成績等でショックを受け、一番聞きたかったことを忘れた・・・笑えない話ですが普通にあります。
そんなときに活躍するのがメモ帳です。
とりあえず、聞きたい内容を箇条書きで書いて置けば、動揺して忘れるなんてこともありません。
どうしても聞きたい質問は、一番上に書いておくと確実に聞けます。
個人面談はいいことだけではないので心の準備を
担任の先生は家族以外で一番長い時間子供とせっする機会が多い大人です。
当然ながら、子供のいいところや悪いところを親以上に知っています。
え、うそ!ということもしばしばあるので、心を強く持って個人面談にあたりましょう。
例えばこんなことを言ってくる場合があります。
- 実は宿題をまったくしてこない
- 教科書やノートなどの勉強道具を持ってこない
- 保護者会等の大事な案内をもってこない
- 授業中にふらふら落ち着きがない
ちなみにこれは私が小~中学校で言われた内容です(笑)
家ではうまくやっているみたいなことをいっていましたが、個人面談で・・・まあ、ばれます。
ちなみに親もかなりショックをうけたようで、その日のよるは説教タイムでした。
親二人対私一人の変則デスマッチで大変つらかったのを覚えています。
その他にも
- 〇〇君と中が悪い、けんかをした
- 成績が・・・
などなど想定外のことを言われる場合があるので心を強く持って個人面談に臨みましょう
部屋にはいって最初にやることは?
部屋に入って一番最初にやることは、軽くでいいので目礼をしましょう。
部屋の入室のマナーをきっちりする必要はありませんが、適度なマナーは相手の第一印象がよくなります。
話す前の段階で、第一印象がよくなれば、面談もスムーズに進みます。
その後先生の前まで進んで”いつも娘(息子)がお世話になっております”や”お時間をとっていただきありがとうございます"などのクッション的な言葉と感謝を伝えるようにしましょう。
個人面談最後にある問いは?
先生が話を終えてひとこと
「おかあさん(おとうさん)からなにかありますか?」
この質問があったら用意していた質問をして終わりになります。
特段聞く必要のない場合は
「先生のおかげで息子(娘)も楽しく学校にいっていますので、私からはありません]
と終わらせてしまえばOKです。先生をたてた返答を行えばさらによいでしょう。
最後に
個人面談というと、どうしても緊張してしまいます。
緊張のあまりしゃべりすぎになるがあるかもしれませんが、
聞くの9割、話すの1割でしっかりききましょう。
最低限度のマナーはコミュニケーションをスムーズにすすめる潤滑油になりますのでなるべく気をつけましょう。
また、個人面談後に子供にも内容を話すようにしましょう。
話した内容が良い悪いにも関わらず、どのようなことを話したかは気にしてます。
これを機会にじっくり話し合ってみることをお勧めします。